不動産鑑定士の資格を取るなら

不動産鑑定士とは

机の上の本と手帳

不動産鑑定士とは

日本の文系資格の中でもその難易度が特に高いのが不動産鑑定士です。具体的には、司法試験や公認会計士試験と並ぶ難易度と言えます。そのため、その取得は容易ではなく独学では難しいでしょう。なぜなら、取得するために受けなければならない試験は2段階であり、最初に行われる短答式試験ですら30%の合格率にとどまります。さらに短答式試験に合格しても論文式試験を受けなければならず、その合格率はわずか10%程度しかありません。

そのため、短答式試験に合格しても論文式試験で足止めを食らう虞があります。そのため、本気で不動産鑑定士の資格を取得したい人は、専門学校に通うのが望ましいでしょう。なぜなら、試験の合格率の低さもその要因ですが、論文式試験の場合、民法や経済学、会計学といった非常に幅広い分野が出題されます。そのため、たとえ大学を卒業した人であっても、全ての分野に精通していることはなく、不動産鑑定士試験独特の鑑定理論の試験の場合、試験を受けるまでの問題演習量が十分に必要になるような内容です。そのため、独学では、入手できる問題が少なく、また合格に結びつくような解法を学ぶことができないため、なかなか試験に合格ができません。よって、効率的に学ぶために資格の専門学校に通うのが良いでしょう。